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公式テーマソング「希望の大河」誕生5周年記念対談
公式テーマソング誕生5年の節目を記念して、スペリオ城北GM「宮坂一朗」氏と東京都北区赤羽出身のシンガーソングライター「タカダチカラ」氏のスペシャル対談が実現しました。
★本日はよろしくお願いします。まずお二人はどのように出会ったのでしょうか?
タカダ:最初の出会いは2016年6月に赤羽Enabのカウンターで飲んでいる時に、宮坂GMが隣にいらっしゃって、常連客の方に紹介してもらった記憶があります。その時に名刺代わりに私のCDをお渡ししました。
GM:そうでしたね。
タカダ:その時は、「スペリオ城北」の存在自体よく知らず、地元にJリーグを目指しているサッカーチームがあるということに驚きました。今度試合を見に行きますという約束をして、実際翌月に赤羽スポーツの森公園競技場(※赤スポ)に試合を見に行った時、予想以上にハイレベルな試合とサポーターの熱気に興奮したことを覚えています。
GM:その後、年末に偶然再会するんですよね。またEnabで(笑) 公式テーマソングを作っていただけませんか?という流れになったと記憶しております。
タカダ:酒の場の社交辞令的なノリかな?と思ったのですが、真に受けて一気に曲を作りました。
★一気に作った曲が「希望の大河」だったということでしょうか?
タカダ:そうですね。2017年1月に弾き語りで録音したデモ版の「希望の大河」と歌詞を早速GMに送付しました。
GM:送られてきた歌詞を見てスペリオ城北にピッタリな歌詞だと思いました。「サブタイトルがあってもいいな」とか曲自体は「もっと壮大感を出してほしい」など失礼ながら色々ダメ出しをしました(笑)
タカダ:ダメ出しのおかげでより良い曲になったと思っています。歌詞も「町」ではなく「街」にしてほしいとか細かい指摘があったり、ある意味、宮坂GMとの共作みたいなものですね(笑)
★初めての披露はいつ頃だったのでしょうか?
GM:急遽2017年2月に北とぴあで行われたスペリオ城北の新体制発表会で初めて「希望の大河」を披露していただくことになりました。
タカダ:気軽な感じでOKしたのですが、歌詞をプロジェクターに投影したり、地元のテレビ局が取材に来ていたり、北区長やスポンサー、サポーターの方々がたくさんいらしてて「こんな本格的な発表会だったんかい!」とかなり緊張しました(笑)貴重な経験ありがとうございました。数日後にJ-COMのデイリーニュースで取り上げてもらった映像が流れた時は本当に嬉しかったです。家族にも喜んでもらえました。
2017年2月スペリオ城北新体制発表会
★この時点で既に音源化も考えていたのでしょうか?
GM:なんらかの方法でこの曲を広めたいと思いました。
タカダ:本格的に広めるのであれば、弾き語り音源ではなく、ちゃんとしたレコーディングをしてJリーグを目指すサッカーチームのテーマソングに沿うような形で壮大なスケール感を出したいと思いました。以前私の音源を編曲していただいた、今村航さん(水道橋Words店長)に相談し、ストリングスアレンジになりました。コーラス部分のアイデアをいただいたりかなりお力添えを頂きました。
★完成した音源を聴かれた時どうでした?
タカダ:自分の想像していたものの数倍以上素晴らしい出来栄えで本当に自分が作った曲なのかなという感覚になりました。
GM:深夜に送られてきた音源を聴いて「なんてすごい曲だ!!」と。思わずチカラさんにすぐ連絡をしましたね(笑)
★CD制作まで2か月で完了したとのことですが。
タカダ:2月にCD化プロジェクトがスタートしてからあっという間でした。希望の大河の歌詞に「流れ流れてここまできたんだ」という部分があるのですが、まさにその通りで流れが速いなと。チームの熱意を感じましたね。
GM:CDジャケットや、インストバージョンやショートバージョンなど、今村さんにもご協力いただきテンポよく完成しました。
2022年Verとしてリニューアルされた「希望の大河」CD
Phase6 スタジアムに「希望の大河」が流れる
★いよいよスタジアムに完成した「希望の大河」が流れます。
GM:2022年現在もそうですが、赤スポでの試合は選手入場、ハーフタイム、試合終了後に必ず「希望の大河」が流れます。5年経った今も全く色褪せていないです。
タカダ:初めて「希望の大河」が流れてきた時、本当に感激しましたね。私も元々サッカー部で、サッカー好きが高じてスペインのカンプノウまで試合を見にいったことがあるので夢が叶った瞬間でもありました。
自分の生まれ育った街のサッカーチームのテーマソングを担当できるなんて改めてなかなかないことですよね。
GM:観客として見に来ていた子供たちが、試合終了後にサビのメロディを口ずさみながら帰っていったのを見たときグッときました。
タカダ:冥利に尽きます!先日のリーグ第3戦で初めてハーフタイム中にスタンドで「希望の大河」を生で歌唱した時のサポーターの盛り上がりはすごかったですね。
2022.6 赤スポスタンドにて「希望の大河」歌唱
Phase7 今後のスペリオ城北
★今シーズンは2022年7月現在で開幕3連勝中と絶好調ですが、今後のスペリオ城北についてお聞かせください。
GM:一度1部に昇格してから1年で降格してしまった過去があります。レベルの高さに一時期ノーアイデアになってしまったのですが、2020年に加入した加部未蘭選手を中心とした体制に、地元の生え抜き選手も成長し歯車が噛み合ってきておりチーム状態はかなりいいです。
タカダ:今シーズンは先制されても、このチームなら逆転できる!という雰囲気がありますよね。
GM:皆様が期待してくれている1部昇格を最優先に、地域の健康推進、経済効果、子供たちの未来、街づくりをテーマに一体感を作っていきたいです。7月~9月にかけて赤スポも人工芝の張り替えでリニューアルされます。是非赤スポに足を運んでほしいです。
タカダ:リニューアル後の赤スポも楽しみです。
★更に1部に昇格した後のビジョンもお聞かせください。
GM:まずは1部リーグで闘える(キープできる)体制を構築したいです。スペリオ城北の理念に理解がある優秀な選手を補強しつつ、地元の生え抜き選手とのバランスを考えて戦えるチームを構築したいですね。
それと同時に試合毎に会場に行きたくなるような魅力的なイベントを開催し、観客スタンドがいつでも楽しいスぺリオ城北を目指したいですね。
タカダ:優勝したら「希望の大河」をサポーター、選手で是非大合唱したいですね!
★スペリオ城北、タカダチカラさんの活躍を今後も期待しております。本日はありがとうございました!
宮坂一朗
スペリオ城北GM。株式会社城北スポーツ&コミュニティー代表取締役社長。北区花火会や北マルシェなど地域の活性化を目指し活動中。
タカダチカラ
東京都北区赤羽出身のシンガーソングライター。東京、埼玉を中心にライブハウス、ライブバーや地域イベント、音楽フェスなどに出演。精力的に活動中。2021年に5年ぶりとなるNEWALBUM「生活と日常」をリリース。
タカダチカラHP:https://takadachikara.jimdofree.com/
KAORU
東京都北区赤羽在住のフォトグラファー。子どもから大人までポートレートを専門にし、東京中心に活動中。スペリオ城北公認カメラマンとしても活躍中。
Instagram:https://instagram.com/smile_n_photo?igshid=YmMyMTA2M2Y=
撮影協力:
MUSIC&BAR Enab -AKABANE- 東京都北区赤羽1-31-1 B1
串焼&燻製居酒屋Enab-エナブ- 東京都北区赤羽1-31-1 1F